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森林の機能 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
森林には、様々な機能があります。二酸化炭素を吸収し、酸素を放出するだけで無く、薪炭や木材生産をする一方、水源を豊かにし、土砂災害を防ぎ、人の心を癒やすなど、人が生活する環境を守る機能を持っています。
また、日本では、これまでの災害との関わりの中で気がついたことを、整理しています。そして、行政として、保安林制度という、生活を安心して暮らせるための森林を分類しています。 |
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保安林の種類
この中で、魚付き林というユニークな森林があります。森林があることで、ミネラル分が海や湖に供給され、プランクトンが増え、小魚が集まり、さらに、捕食する中・大型の魚が集まってきます。一旦、森林に貯蔵された水が流れ込むため、水温が一定となり、貝類をはじめ、海や湖の生き物にも良い環境を生み出しています。かつて破壊した森林が回復したため、漁獲量が回復した、増加した話は、日本各地にあります。このため、漁師が積極的に森作りをしているところもあります。 |
1.水の浄化について 私たちの活動の中で、大量の窒素酸化物を大気中に、排出しています。これらは、光化学スモッグなど、大気汚染を招いています。この汚染物質は、大気中の雨などに取り込まれ、酸性雨として地上に降り注ぎます。しかし、森林があることで、窒素やリン、アンモニアなどの汚染物質は、イオン交換を通じて分解され、一部はミネラルとなって根から取り込まれ、樹木の生長に使われます。 また、細菌をはじめとする微生物や昆虫、動物等の活動が、森林内で有機物を分解し、無機質にしていきます。これが、豊かな土壌を作ります。このような工程を通じて、酸性だった水が中和され、腐敗する有機物が無機物になることで、きれいな水が誕生します。 |
2.水の貯蔵 森林に降った雨や雪は、地面、植物、生き物、空間に水を蓄えます。地面には、落ち葉のすきまや、蟻やモグラなどが作った穴、ミミズの糞等、様々な空間がスポンジの役目となり、水を蓄えます。また、植物が根から水を吸収することで、植物体の中に、大量の水をとどめます。さらに、蒸散作用によって、森林内に、水分を放出させ、空間にとどめることになります。このようにして、空間を含め森林は、水を貯蔵します。 この為、一度に降った雨を直接、森林の外に流出さず、留めておくことで、地中に浸透することになります。地中水として、一部は、ゆっくり岩に浸透することで、地下水になります。 このため、雨水を浸透させる能力は、裸地(山崩れ跡地)の3倍、草地の2倍といわれており、大量の降雨に対し、森林の存在が洪水を緩和しています。 |
3.山地災害と森林 山地災害のデータは、1981年以降、雨量の増加が見られる一方、災害件数は、減少傾向がみられます。このため、禿げ山の減少=森林の回復、増加に一定の効果があるといえます。 ![]() アメダスで見た短時間強雨発生回数の長期変化について ![]() 一方で、これまでは殆ど無かった流木による被害が増えています。 |
4.その他の機能 森林の機能には、木材生産や森林療法があります。木材生産には、天然林経営と、人工林経営があります。また、森林療法は、人の血液中の免疫細胞であるNK細胞(Natural Killer cell)の活性が高まることがわかっており、病気に対する予防効果がわかっています。このため、予防医学として、注目されています。 |
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