概要 | 森林の機能 | 保安林制度 | 治山 | 生活を守る樹木 | 流木対策 |
保安林の種類 補助金申請 |
導入の必要性 治山技術 |
肥料木 根系別 耐潮性 耐風性 耐火性 |
森林と裸地の流出土壌の違い 森林内は樹根によって土壌が保持されるとともに、落葉落枝、潅木、草等が地表を覆うことで、降雨による土壌の浸食や流出が抑えられている。森林と裸地を比較した場合、森林は裸地の150分の1といわれています。
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植生による浸透能の違い 森林の土壌は落葉落枝による有機物の供給や土壌生物の働きにより、穴の多いスポンジ状のようになっており、雨水や雪解け水を速やかに地中に浸透させる働きがあります。 その浸透能力は、裸地の3バイト言われており、森林は雨水などを貯えてゆっくりと河川に流し、洪水や渇水を緩和する機能があります。 また、その過程で濁りを抑えたり、窒素等水の流れに繋がる物質を取り除くなど、水質を浄化しています。
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森林には、様々な機能があります。二酸化炭素を吸収し、酸素を放出するだけで無く、薪炭や木材生産をする一方、水源を豊かにし、土砂災害を防ぎ、人の心を癒やすなど、人が生活する環境を守る機能を持っています。
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水の浄化について 私たちの活動の中で、大量の窒素酸化物を大気中に、排出しています。これらは、光化学スモッグなど、大気汚染を招いています。この汚染物質は、大気中の雨などに取り込まれ、酸性雨として地上に降り注ぎます。しかし、森林があることで、窒素やリン、アンモニアなどの汚染物質は、イオン交換を通じて分解され、一部はミネラルとなって根から取り込まれ、樹木の生長に使われます。 また、細菌をはじめとする微生物や昆虫、動物等の活動が、森林内で有機物を分解し、無機質にしていきます。これが、豊かな土壌を作ります。このような工程を通じて、酸性だった水が中和され、腐敗する有機物が無機物になることで、きれいな水が誕生します。 |
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水の貯蔵 森林に降った雨や雪は、地面、植物、生き物、空間に水を蓄えます。地面には、落ち葉のすきまや、蟻やモグラなどが作った穴、ミミズの糞等、様々な空間がスポンジの役目となり、水を蓄えます。また、植物が根から水を吸収することで、植物体の中に、大量の水をとどめます。さらに、蒸散作用によって、森林内に、水分を放出させ、空間にとどめることになります。このようにして、空間を含め森林は、水を貯蔵します。 この為、一度に降った雨を直接、森林の外に流出さず、留めておくことで、地中に浸透することになります。地中水として、一部は、ゆっくり岩に浸透することで、地下水になります。 このため、雨水を浸透させる能力は、裸地(山崩れ跡地)の3倍、草地の2倍といわれており、大量の降雨に対し、森林の存在が洪水を緩和しています。 |
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山地災害と森林 山地災害のデータは、1981年以降、雨量の増加が見られる一方、災害件数は、減少傾向がみられます。このため、禿げ山の減少=森林の回復、増加に一定の効果があるといえます。 |
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その他の機能 森林の機能には、木材生産や森林療法があります。木材生産には、天然林経営と、人工林経営があります。また、森林療法は、人の血液中の免疫細胞であるNK細胞(Natural Killer cell)の活性が高まることがわかっており、病気に対する予防効果がわかっています。このため、予防医学として、注目されています。 |
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