歴史
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明治30年代
1900年代 |
府県による直営苗圃、苗木下付けの開始 |
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大正元年
1912年 |
苗木の害虫駆除、害虫予防の対策始まる |
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大正3年
1914年 |
山林局林業試験場種子鑑定規則 |
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大正8年
1919年 |
樹苗養成奨励規則 |
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昭和9年
1934年 |
造林用種子払下規則 |
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昭和14年
1939年 |
林業種苗法制定 |
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昭和15年
1940年 |
林業用種子採取奨励事業 |
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昭和18年
1943年 |
需給調整地区別協議会 |
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昭和22年
1947年 |
国有林野で民需用苗木養成事業
昭和22~27年 |
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昭和26年
1951年 |
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精英樹 |
昭和29年~
最盛期:32~33年
1954年~ |
林木育種事業の実施について、用材生産を目的として成長の早いこと、単位面積あたりの収穫量が多いこと、幹がまっすぐであること、病気や虫の害がないこと等を目標とし、「精英樹」(第1世代精英樹)として約9,100本を選抜
精英樹本数:スギ3,567本、ヒノキ943本、カラマツ574本他総計9,117本(平成22年) |
採種園・採穂園 |
昭和32年~
1957年~ |
林木育種場(当時)がつぎ木等で殖やした精英樹の苗(原種苗)をもとに都道府県が採種園・採穂園を造成し、山行苗となる種・穂を生産。
検定林の調査結果等をもとに、より優れた原種苗となるよう入れ替える「入替」を適宜実施。
採種園:409箇所(1,036ha)、
採 穂 園132箇所:(215ha) |
精英樹検定林 |
昭和37年~
1962年~ |
植栽した立地差の影響を除いて評価するため、統計学に基づき各地に設定された試験地。定期的に調査を行い。成長等の特性を評価。
検定林数:1,946箇所、総面積:2,650ha(H22.3.31現在)
評価結果は採種園の改良、品種開発、第2世代精英樹の選抜母集団を育成するための交配親の選択に使用。
品種開発数:成長等に優れた品種293品種、少花粉品種190品種等(H22.3.31現在) |
精英樹間の人工交配
F1創出 |
昭和55年~平成19年
1980~2007年 |
第2世代の精英樹を選抜していくための母集団として精英樹F1を創出。成長等に優れた精英樹を用い、約9,100組合せの人工交配を実施。21万個体の精英樹F1を育成。 |
精英樹F1の育種集団林造成と特性評価 |
昭和59年~
1984年~ |
立地差の影響を除いて高精度で特性を評価し、系統管理を確実に行うとともに、効率的に選抜を行うため、精英樹F1の育種集団林を造成。
定期的に、育種集団林の成長等を調査し、特性を評価。
設定箇所数:88箇所、58ha |
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