きこりの森林・林業の教科書
⑧林業経営を始めよう

はじめに 樹種の種類 苗木から植栽 植栽から保育 間伐から主伐 伐採・搬出 林道管理 安全対策 レクリエーションの森 メモ
育種の考え
苗木調達の仕組み
 苗木栽培、植栽
 種子の確保
 苗木作り
 植栽間隔
 下草刈り
 除伐、
 蔓切り
 間伐
 主伐
 密度管理
 複層林
林業機械  林道の必要性
 路網密度
 林道の規格
伐採、更新、保育 補助の仕組み

苗木調達の仕組み:種子の確保

種子の採取 採種園の作り方 種子の球果の乾燥 種子の精選 種子の貯蔵 結実促進処理 発芽処理 発芽率 種子の移動 歴史 メモ
採種園の作り方
(1)従来型
スギ、ヒノキの採種園は、母樹苗木を16000本/haの間隔で植栽し、800本→400本/haへ間伐する。
樹高は3mで断幹し、枝を均等に張らして、樹冠全体に日光が当たるようにする。
自家受粉を避けるため、異なる品種系統が隣接するように設計する必要があり、他品種で交配するようにランダムに配置する。
この方式のデメリットは、毎年の下刈り、病虫害防除の作業が必要。また、球果採取には、高所作業となるため、脚立等の使用が必要となる。管理を忘れると、成長し、樹冠が密閉し採取しにくくなる。

(2)ミニチュア採種園方式(樹高を1.2~1.5m程度に抑える)




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