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ペレット ・作り方
・メリット 圧縮しているので、密度が高い。樹皮の場合、1/4の大きさに ある程度均一 運搬しやすい ・日本最初の木質ペレットの製造 昭和57年(1982年)に岩手県葛巻町の葛巻林業の工場で誕生。製紙用チップ製造工場として、製紙用の広葉樹丸太を買い付け、樹皮を剥がし、木の部分を製紙工場に販売していた企業です。 オイルショックの後に、燃料として燃やすだけだった樹皮を、石油の代替品として利用することを目的に、アメリカからペレット製造技術を導入。但し、アメリカでも広葉樹の樹皮をペレットにしていたところは無かった。製品化に漕ぎ着けた後、ハウス栽培、プール、温泉など、小規模ボイラー利用だった。 ・燃料以外の使い方 平成13年(2001年)に花王が、「ニャンとも清潔トイレ」として、木質ペレットに撥水成分を混ぜた物を販売。木質ペレットの脱臭効果と自然素材感に着目。 泥炭層の水苔であるピートモスは、蘭栽培の主流。しかし、多くはニュージーランドや中国からの輸入品。しかも、有限な資源。山形県にある最上蘭園では、木質ペレットを腐朽菌で腐らせて、シンビジュームやカトレアなどの着生蘭栽培の蘭培土に使用。 |
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