火山・地震について | 地質・土壌について | 植生について | 動物について | 日本人について |
・地質について
・土壌について
・土層の種類(農業版)
・土層の種類(森林版)
地質について 日本列島は、大陸と海洋の境界付近に位置していることで、長期間にわたり、海洋プレートン沈み込みの影響を受けています。海洋プレートは、海洋地殻と、その下にあるマントルの一部から構成されており、海嶺から噴出した玄武岩溶岩の上に深海堆積物や海山を載せています。この海洋プレートが大陸のプレートの下に潜り込むとき、海溝に溜まった土砂とともに大陸側に押しつけられ、剥ぎ取られます。 これを、付加作用と良い、付加体として剥ぎ取られた地質体が生まれます。この地質体が地下深く潜り込むことで、高い圧力を受け、変成岩になります。同時に、マグマを発生させ、火山活動と深成岩の貫入を伴います。ただし、東北日本の太平洋沖の日本海溝では、現在付加体はほとんど形成されていません。まだまだ調査研究が求められている分野でもあります。 この様なことを繰り返し行われていたことで、日本列島が成り立っていきます。 一般的には、 ・日本列島の基盤は、大陸側ほど古く、太平洋側ほど新しい構造 ・いくつもの時代の付加体が集積している。一部は、再配置されている。 ・マグマ活動を通じて、様々な時代の火成岩が残っている。 ・一定の期間で作られる堆積岩、変成岩は、帯状に連続して分布している。 と言われています。
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土壌について (1)土壌の作り方
土壌母材の生成堆積年代を表し、土壌調査では、古生層土壌、中生層土壌、第三紀層土壌、第四期洪積層土壌、第四紀沖積層土壌に区分される。 第三紀層の土壌とは、地質年代の第三紀に堆積した土壌を母材として更に生成した土層のことを言います。
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土層の種類(農業版)
●層位の厚さ・深さ 隠そうが整然と平行に配列している場合は、一方の厚さを測れば良いが、厚くなったり、浅くなっている不整の場合は、平均値で表し、厚さの最大、最小値も記載する。 土壌の深さは、未熟な土壌では浅く、成熟した土壌では深くなる。しかし、浸食過程にある様な地形上の残積土では、浅く、常に上方から堆積してくるような地形にある崩積土では、非常に深くなる。 また、森林の育成の過程で、樹木の根が張るため、良好な条件の土層は深くなり、悪い条件では土層が浅くなる。 ●境界線の明瞭度 ①明瞭(境界部の幅が0~3cm) ②判然(境界部の幅が3~5cm) ③漸移(境界部の幅が5cm以上で明瞭な境界が認められないもの) ●境界線の形 ①均等 ②不均等な移行型(舌状、波状、ポケット状、浸潤状) |
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