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測量とは |
測量の起源 測量の起源は、ナイル川と言われています。紀元前3000年頃には、氾濫して境界が分からなくなってしまった農地などの区画を、元に戻すために、また再分配するために、測量を行って区画を作り直していたとのこと。 紀元前2500年頃には、水準測定器、垂直確定器、定規等、測量に必要な機器は、既に使われていたとのこと。この技術は、ローマ、ギリシャ、アラビアへと広がっていきました。 この測量技術を活用したのが、ピラミッドで、ほぼ水平に作られています。東西南北の高さの誤差は、1cm以内とのこと。 紀元前2200頃には、インダス文明に基盤状目の都市計画が出来ます。これも測量無しでは出来ない仕事。 紀元前50年頃には、カエサルによる全ローマ帝国の測量の実施。 |
中国の測絵 中国の場合は、測絵=測量と地図作成。 |
日本の測量 古墳時代に測量技術はあったと言われている。測量技術が無ければ、円墳、方墳、前方後円墳を作ることが出来ないから。 一般的には、聖徳太子がいた頃からと言われています。小野妹子が推古天皇16年(608年)or推古17年(609年)に隋から測量技術を持ち帰ったと言われています。古墳のようなものを作るための測量ではなく、国家運営のための測量、税収の確保という意味では、 大化元年(645年)の大化の改新後の班田収授法において、全国の田の大きさが測量されます。収穫量を把握するため、税収の確保のためだったのです。班田収授法は、唐の均田制度を参考にしているので、その時の農地面積の測り方を導入したと言えます。 天平14年(742年)には、統一された班田図が整備されました。 豊臣秀吉の太閤検地、それまで、不統一であった間竿を6尺3寸に統一。1反を300歩と決めたことで、全国統一の測量となります。 |
地籍 |